理事長の紹介

ご挨拶

理事長

 学校法人享栄学園は、平成26(2014)年度に法人分離を行い、法人規模を縮小しました。平成27(2015)年度には、大学および短期大学部それぞれの名称を変更し、質的充実を目指し、オール鈴鹿大学として一体化に向けた教学改革に取り組んでまいりました。

 平成29(2017)年度は、「こども教育学部」を新設し、次代の子ども達の育成を担う幼稚園教諭、保育士、養護教諭を養成する四年制プログラムがスタートしました。そして、本年平成31(2019)年度には、「グローバル化された地域」の視点から国際人間科学部から改組された「国際地域学部」が新たにスタートしました。今後、より一層社会に貢献できる人材育成に努めていきたいと考えております。

 これらの教学改革を確実に実現するため、平成27(2015)年度に中期事業計画(平成28≪2016≫年度~令和2≪2020≫)年度の策定を行いました。平成31(2019)年度は、中期計画4年目となります。「知(地)の拠点」をミッションとして掲げ、学生の自己実現の達成を目指し、学生一人一人が夢をかなえることができるよう支援し、中期事業計画達成を目指し取組んでおります。

 平成30(2018)年度、新たな試みとして、学校法人鈴鹿享栄学園との共同出資による100%出資会社を立ち上げました。これにより、学園が保有する経営資源がより有効に活用されるものと考えております。また、教員(学生も含め)による大学発ベンチャー企業も立ち上げられ、さらなる地域貢献活動の充実・発展が期待されるところです。

 学生募集に関しては、国際人間科学部(~2018)と国際地域学部(2019~)が4年連続して入学定員を上回る入学生を迎えることができました。しかしながら、こども教育学部は、新設から3年連続で入学定員を下回る結果となりました。この結果は、予想を超えるものであり、学生にとって魅力ある教学の提供、社会から選ばれる大学を目指し、理事会はもとより、教職員全員が危機感をもって取組むべく、検討に入っております。

 大学を取り巻く厳しい環境の中、大学が高等教育機関として生き抜く本質的価値は、健全なアカデミック・ガバナンスの確立なくしては有り得ないと考えています。つまり、大学は、高度な専門性を有する研究者が、自律性を確保し、学問の真理を探究し、その研究成果をもって、学生に対する教育をはじめ社会全体に還元する組織であらねばならないということです。

  享栄学園は、社会から必要とされる高等教育機関として、地域の持続的発展に貢献し、学生から選ばれるよう前進する所存です。

平成31(2019)年4月12日   
学校法人享栄学園 理事長 市野 聖治